良心の声に従い、自然と調和して、新たなる時代を創る

「CS60鴨川・サロンaun」 鵬乃 昴人 の「生い立ちの記」

生い立ちの記

 

 

 
 

拝 啓

はじめまして代表の、鵬乃 昴人と申します。
簡単に自己紹介を、させていただきます。
 
1965年に千葉県の天津小湊町(日蓮聖人生誕の地)、現在の鴨川市で生まれました。
家業は120年以上に渡り、うるし塗り・塗装の仕事をしており、その四代目です。
 
家を継いで、早いものでもう35年以上たちます。
その間、たくさんの現場から「生きた色」を感じ、多くの経験をさせてもらいました。
 
結論は、「やっぱり、色って大事だ」っと言う事です。
ここから、なぜ自分が色をライフワークにしているのか、遡ってみたいと思います。
 
幼稚園くらいから、皆さんも過去の記憶があると思います。
自分が覚えてるのは、登園すると友達に「ペンキ屋、ペンキ屋」ってからかわれたことです。
何か、汚い仕事みたいで、すごく嫌でした。
 
そんな中、小学1年になり、ある事故が起きたのです。
ある日の放課後、家の近くの漁港で遊んでいました。
アンコウという魚を吊るす木が、鉄棒みたいになっていたので、ぶら下がって遊んでいたのです。
すると木が折れて、地面に落下、下のコンクリートに後頭部を強打したのです。
 
小1で、完全看護なので一人で入院、寂しかったです。
ずっと窓から外を眺めていました。
そこにあるのは、オーシャンビューの太平洋です。
朝から夕方まで、空や海は姿を変え、そして「色」を変えたのです。
あ~空や海、「自然の色」って変わるんだ。
そう、思ってました。
 
入院したある日の夕方、
さすがに寂しくて涙目で、海を見つめていました。
普通は、夕方から夜にかけて、海の色がだんだんと暗くなり、漆黒の闇に包まれます。
ただ、その日は、不思議なことが起きました。
 
何時まで経っても、黒にならないのです。
海の青がますます冴えて、今まで見たことがない様な「鮮やかな群青色」になったのです。
しかも、ずっと見てても変わらないのです。
いや、ますます、綺麗になっていく・・
 
その「色」を見てるうちに癒されて、眠ることが出来ました。
一度だけの特別な体験でした。
そして退院してからは、もうペンキ屋と言われるのが、イヤでなくなりました。
何故なら、「色ってすごい ! 」って気づいたからです。
 
この日の体験が、後々トリガー(引き金)となって、色彩を「ライフワーク」にした気がします。
 

敬 具
 
追伸
 
海の写真は、40年後の病院の前から撮りました。
あの日のままです・・
自然は、偉大ですね・・
大事にしていきたいです。
そういえば、あうんカラーコーディネート「太陽と月の色彩法則」は自然の光を模写させて頂きました。
どうぞ、ご活用くださいませ。
 
 
追伸
 
今はこうして、「数」や「色」を使って、運命を紐解こうとしています。
道は続く・・・
 
 

 

オレンジの不思議な写真ですが、「オーラ写真」です。